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2021.07.07
毎年、アプローチを何もせずに放置すると、この有り様。
鬱陶しさと、隣家への影もあり、
日差しが恋しく切り旬でもある10月ごろ、
一気に40〜50本の孟宗竹を切り倒します
樹木と違い、中身が空洞の竹は伐採も移動も簡単ですが、
面倒なのは枝落としとその膨大な体積となった代物のあと始末
枝を払い、一定長さに切った竹を山にまとめると、
次の作業が待っています。
どうせスッキリしたいなら、
足元で伸びすぎた笹も同時に刈り上げることとなり、
吹き出す汗でつなぎの作業着もろともビッショリ
丸一日かけて庭半分の竹成敗が完了。
この後のビール一杯のために、、、
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2021.06.15
前便の続編です。
築25年で大きく成長したのは拙宅の木々たち。このままにすると、
瓦屋根への枝落下、落ち葉の堆積、
そして何よりも、日陰による湿度上昇など、
家へのダメージにつながります。
そこで玄関前に続き狙いを定めたのが、
中庭奥の榎(えのき)です
こちらは樹高20m近く。
これでも樹齢は30年ぐらいでしょう。
木の登っているのは「空師」。
難伐採を手がけるプロです。
スラスラと高みに登るその様に驚くばかりです
その作業手順は地道そのもの。
決して大枝へは急がず、
枝先から細かく伐っていきます。その注目点は、
時より声を掛け合い次の幹の重心が東西南北
どちらに傾いているかの確認。
枝伐ごとに重量配分が変わる不安定な位置で、
安全な順序を定めていきます
太さ20cm以上の枝を降ろす時、
幹は大きく左右に振れますが、
空師の親方は片手にチェーソーを持ちながら、
軽々と次の位置に移動していきます
およそ3時間の格闘の後、、ドヅーン。
鈍い地響きとともに、本幹が倒されました。
右の屋根上に白い切り株の断面がみえます。
私は写真奥で倒す方向にロープで引っ張る役。
幹下にいればあわやというところですが、
そこは師匠らに的確に立ち位置を指示され、
私の2m脇に見事軟着地しました。
こちらはその翌春、明るくなった中庭。
倒した樹を一冬かかって中庭に引き下ろし、
本幹から小枝まで使える順に玉切りし、
軒下に積んで一件落着。
本来ならまだ幹が柔らかいこの時点で
割って乾燥させるところですが、
まずは夏までこのまま置いて、
秋に割って2年ほど乾燥させれば、
ホッコリと家族を温めてくれるはず。
この木々散髪伐採の気持ち良さは、
その後、竹林伐採に続いていきます。
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とくいまさき
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2021.06.12
少し古い話ですが、3年前、玄関前の樹を伐りました。
樹種は榎(エノキ)。まこと成長の早い木でこの高さで樹齢15年ほど。
誰も植えた記憶はないので、鳥のフンから発芽した実生の大木です。
江戸の頃には一里塚に植えられた樹は樹形もよく、
気に入っていましたがここまま放置すると直径1mにも成長するとか、、、。
それを家内に話したところ、「とにかく早く伐ってほしい!!!」と。
確かに足元の1トンはある階段石を10cm持ち上げていました。
そこで庭師に頼んで伐採。
断念ながら助手を務めたので渦中の写真は撮れませんでしたが、
倒してみるとその重量感に驚くばかり。
重い幹はさておき、枝の整理だけでも半日がかり、
これも2年乾燥させると良い焚き付けに。
ちょうど散髪直後のような、どこか冷風が吹き抜けてゆく感覚でしたが、
あの時の家内の判断は間違いなし。
その証拠に、この年から我が家の大伐採作戦が始まることになります。
経年変化こそあれ建築は動きはしませんが、
樹種にもよるものの、樹の成長は侮れません。
言い尽くされていますが、住宅設計には庭の成長を加味してくことが肝要。
私の場合、現在進行形の拙宅とその環境が、掛け替えのない教材です。
とくいまさきカテゴリー:カテゴリー1
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