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胃腸内科を専門とするドクターから
医院の設計を託されました
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住宅設計を専門としてきましたが、
医療機関の作例は数例ありますが。
医院設計には住宅につながる部分も多く、
遣り甲斐を感じます
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「人の24時間に付き添う建築」を志し、
住宅設計者の道を選びました
だからこそ、
身体を伏せて扉を開ける患者さんに
「心癒す空間」を用意せねばなりません
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一見して把握しやすい間取り、
受付甲板の表面温度、
椅子座面の高さは勿論のこと、老若男女、
説明無しに安らぎを感じて戴くには、
誰もが周知の仕掛けで
安心を届ける必要があるのです
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そこで一考したのが、
一抱えもある栗の大黒柱
十字に掛かる太い梁と組んだ頑丈な骨格で、
患者さんに真正面から寄り添う
医師の哲学を表したつもりです
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