富岡桑原の家 

家の箍(たが) 

1歳から80代、

四世代が一つ屋根に暮らす

故に、この家の使命は

「世代を束ねる役目」に尽きます

ならばこそ、家族のこれまでの物語を、

本を書くように聞き取ることです

裏山にある代々守り続けてきた竹林

その竹を使いたいの一言が、

家を束ねる「箍(たが)」になりました

竹は丁寧に伐採、乾燥され、

丸、半丸、平に仕上げを変え、 

家族を迎える玄関、世代が行き交う階段室、

皆で寛ぐ居間の天井から、この家の

「渡していく世代」を見守っています

富岡桑原の家

場所
群馬県
用途
4世代住宅
構造
木造二階建て