昭和RC住宅を造り変える
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昭和後期、
高度経済成長の波に乗った経営者たちは
競って鉄筋コンクリートの住宅を建てた
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セントラルヒーテイング、フラットな陸屋根、
応接間、ガラスブロック、などなど、
当時の最先端をまとった家は羨望の的だった
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そして42年後、
住まいに大切なものは激変する
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断熱、気密、経済的で衛生的な設備、、、
そんな先端設備に負けず、
注目に値する志向が現れた
「本物の木材」への回帰だ
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手のひらで味わう「樹」の優しさ
それは原油危機を分岐点に半世紀かけて、
ゆっくりと私たちに前に戻ってきた
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この大改修は、
幾つもの時代を切り開いたご夫妻のため
「触る楽しさが、温もりに繋がる家」
を心がけた
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