屋根と柱だけを残して
・
2棟ある古屋には雨漏りの跡も散見される
ただ、この計画は夢に溢れていた
娘の家の隣で、
孫の顔を見ながら暮らせるから、、
・
とはいえ、
小さな家の改修も簡単ではない
100km離れた都会を離れ、
老夫婦の安住の地に変えねばならない
しかも、コストは相当限られている
・
炙り出された手法は、
間取りの変更はほとんどせず、
屋根と柱と外壁だけを残して、
全て中身を刷新させること
・
床は桐材、内壁は漆喰、天井は杉
長い掘りごたつのある居間には
鉤の手に広い窓をこしらえた
・
孫たちの登下校を見守るために
・
・
・
・