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思いっきりヴァイオリンを奏でたいと主人。
ガラス細工に没頭したいと夫人。
そんな夢時間が欲しい夫妻の家づくり。
真近で聴くヴァイオリンの音色の大きさは、
想像を絶する強さ。夜半、自由に弾きたくも、
その音色には確かな遮音と吸音が必要だ。
一方、1000℃を超えるバーナー炎には、
耐火素材と防火仕様が必須環境となる。
トンがった2つの空間を持つ家だからこと、
シチューの鉄鍋のように包容力ある大きな居間が
家の中心に据わった