25坪の素直な家

コンクール 設計趣旨

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東日本大震災から10日目、

この計画はスタートしました

誰もが地に脚が着いていない時に届いた

一本のメール

極限の社会状況下に屈せず挑戦する

若い夫婦の夢は

「2000万円で本物の家が欲しい!」

このド真ん中直球の投げかけを、

プロとして引き受けない訳には行きません

そこで浮かんだ言葉は

「邪念を削ぎ落とした茶碗の如く」

 家全体を仕切らずも、

プライバシーは柔らかく確保し、

6つの居場所が曖昧に繋がる小さな家です

大黒柱を芯に、

居間+食堂+台所が回遊する生活階と、

枝葉の様に繋がる2階の個室は

簡素を合言葉に家族と共に成長する

建主と設計者が目指したそんな志から、

25坪の素直な家が生まれました

25坪の素直な家

場所
群馬県高崎市
用途
専用住宅
構造
木造二階建て