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「街区の印象を高める家を建ててほしい!」
建主のこの一言から計画は始まった。
駅から丘陵地の大型分譲地に向かう、
気持ち良い散策路の真正面の敷地。
耳を疑う高倍率の土地が、
よもや手中にできるとは思わなかったと、。
公園を目の舞に大きく開いた角地は、
設計屋にとっても垂涎の舞台を映る。
大工、左官、瓦屋はじめ現場仲間の皆に
この場の力に恥じない仕事をしよう、と、
知と技の2年間がここに結実した