好天の昨日、年に一度の社会人学生セミナーを開きました。
首都圏を中心に活動する住宅設計者お集まり「家づくりの会」が開校している
授業の一環として18人の建築家の卵たちが群馬の瓦屋根を学びました。
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建築設計を業とする設計者も「瓦」の知識を持つ仲間は多くありません。
そこで群馬の選りすぐりの歴史建物と現代住宅に焦点を当て、
瓦のプロと家づくりのプロが講師となり、
てんこ盛りのフィールドワークを体現してもらいました。
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公開が始まった富岡製糸場の2階繭倉庫内部
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富岡市の青年会議所の計らいで屋根裏の構造を見学させていただきました。
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学びのメインはやはり普段を見られない住宅です。
こちらは甘楽町で小林瓦工業を営む小林さんの自邸。
皆、群馬県産を軸に全国の瓦を家の内外に使い込んだ設計術に脱帽
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最後は拙宅を会場に瓦屋根の奥深さを伝えることができました。
やがて彼らが自身の設計事例に瓦屋根を採用してもらうことを願うばかりです。
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